最近、厨房や店内でドブのような臭いが気になる…。
排水口を掃除しても改善しないその悪臭、原因はグリストラップにあるかもしれません。
排水中の油脂や食品残渣を捕捉し、溜めてくれるこの設備を放置すると、
強い臭いが店全体に広がり、衛生面や店舗の印象にも悪影響を及ぼすことがあります。
本記事では、グリストラップの臭いの原因と対策、清掃・メンテナンスの基本をわかりやすく解説します。
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1.厨房がドブ臭い?その原因、グリストラップかもしれません
1-1.厨房の悪臭は排水まわりから広がる?|放置すると店舗全体に影響が…
厨房で発生する悪臭は、排水まわりが起因となっていることが多くあります。
シンクの排水口、床下の排水管や排水溝、グリストラップなどに残った油脂や食品残渣が、
時間の経過とともに腐敗し、ドブのような臭いを放つことがあります。
悪臭が厨房内でとどまればまだ良いのですが、
客席やエントランスまで臭いが届いてしまえば、来店客の印象にも直結します。
店舗の清潔な環境づくりのためには、まず「臭いの発生源が排水まわり=グリストラップや
周辺の排水管・排水溝にあるかもしれない」という意識を持つことが重要です。
1-2.グリストラップとは?油や汚れを分離する装置
グリストラップとは、厨房などの排水に含まれる油脂や食品残渣を分離・捕集する装置です。
汚れた排水が直接下水へ流れないようにすることで、配管の詰まりや悪臭の発生、環境汚染を防ぐ役割を担っています。
グリストラップの仕組みや構造について、こちらの記事で詳しく解説しています。
飲食店のグリストラップとは?
グリストラップが臭い!?緊急の場合はコチラ
2.グリストラップの悪臭の原因|油・汚泥・フタのトラブルに注意
グリストラップから発生する悪臭には、いくつかの原因が考えられます。
まずは、どこで・なぜ臭いが発生しているのかを正しく把握することが、的確な対策の第一歩となります。
2-1.油脂や食品残渣の堆積・汚泥化による腐敗臭とガスの発生
グリストラップで捕捉した油脂や食品残渣は、時間の経過とともに汚泥(スラッジ)となり、腐敗や発酵が進みます。
その過程でメタンや硫化水素などのガスが発生し、強い悪臭の原因となります。
特に、清掃の間隔が空くと汚泥の量が増え、臭いが槽内から排水経路全体に広がることもあります。
堆積物をため込まないよう、定期的な清掃が欠かせません。
2-2.フタやパッキンの破損・ズレによる臭気漏れ
清掃をしているのに臭いが残る―その原因は、グリストラップのフタやパッキンにあるかもしれません。
フタが破損していたり、正しく閉まっていなかったりすると、槽内にこもった臭気が外へ漏れ出してしまうことがあります。
清掃や点検の際には、フタの密閉状態やパッキンの劣化もあわせて確認することが大切です。
実際の事例については、こちらの記事で紹介しています。
グリストラップ、壊れていませんか?
3.グリストラップの臭いを放置してはいけない理由|衛生・営業・法令のリスク

グリストラップから発生する臭いを「少し気になる程度」と放置してしまうのは危険です。
悪臭の裏では、衛生環境の悪化や来店客への印象低下など、さまざまなリスクが進行していることがあります。
ここでは、臭いを放置することで生じる主なリスクについて見ていきます。
3-1.害虫やネズミが発生しやすくなる
グリストラップ内には常に油脂や食品残渣がたまっていますが、多量にたまるとそれを餌とする害虫やネズミが集まりやすくなります。
なかでも、害虫の繁殖は最も防がなければならない事象です。
万が一、ゴキブリやチョウバエが店内を行き交うようなことがあれば…その影響の大きさは想像するまでもないでしょう。
一度発生すると駆除にも手間と費用がかかるため、日常的な清掃と点検で、害虫の発生源をつくらないことが大切です。
3-2.お客様からのクレーム・風評リスクにつながる恐れ
グリストラップからの悪臭が、厨房だけでなく店内全体に広がってしまえば、
お客様への食事中の不快感や口コミサイトでの評価低下につながる恐れもあります。
一度ついた印象はなかなか払拭できないため、臭いの管理は“見えない接客”の一部として日頃から意識することが重要です。
3-3.排水詰まり・逆流など二次トラブルの危険
グリストラップにたまった多量の堆積物は、悪臭だけでなく、詰まりや逆流などのトラブルを引き起こすことがあります。
排水の流れが悪くなったり、厨房床から水があふれ出したりといった二次被害につながるケースも少なくありません。
グリストラップの詰まりや逆流の原因と対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
グリストラップの詰まりとは?
4.グリストラップの臭いを防ぐ基本対策は“清掃”
グリストラップの臭いを防ぐ一丁目一番地は、定期的な清掃です。
繰り返しになりますが、堆積物を放置すると腐敗や詰まりの原因となり、悪臭が再発しやすくなります。
堆積物をため込まないことが、何よりの対策です。
日常的には、店舗スタッフが協力し合い、毎日のバスケット内のゴミ除去や週1回程度の油膜清掃を行うのが理想的です。
具体的な清掃の流れや注意点については、こちらの記事で詳しく解説しています。
グリストラップ清掃のやり方とポイント解説
5.グリストラップの臭いの根本解決には、日常清掃+専門業者への委託が確実
グリストラップの臭いを根本から防ぐには、日常的な清掃に加えて、専門業者による定期的なメンテナンスが欠かせません。
上手に組み合わせて、「臭い」と「衛生」を一括で管理する体制を整えましょう。
5-1.専門業者によるグリストラップ定期清掃の3つのメリット

専門業者によるグリストラップの定期清掃には、日常清掃では得られない多くのメリットがあります。
主なメリットは次の3点です。
①槽内・排水管・排水溝まで一括対応
排水まわりを手の届かない部分まで徹底的に洗浄し、臭いの発生源を根本から除去します。
②専用機材で悪臭の原因を除去
高圧洗浄車や吸引車など、専用設備を使うことで、堆積した油脂・汚泥を確実に処理します。
③清掃証明・記録管理で衛生チェックも万全
清掃後の報告書や記録を残すことで、衛生管理のエビデンスとしても活用できます。
日常清掃と組み合わせることで、グリストラップの悪臭・詰まり・衛生トラブルを継続的かつ長期的に予防できます。
5-2.飲食店オーナーの課題を“委託”でまとめて解決|衛生管理と運営を効率化
グリストラップの管理は、スタッフの清掃負担や作業ムラなど、店舗ごとに課題が生じやすい業務のひとつです。
特に多店舗を運営する飲食チェーンでは、清掃頻度や品質にばらつきが出やすく、全体の衛生レベルを保つのが難しくなります。
こうした課題は、専門業者への委託でまとめて解決できます。
実際の清掃はもちろん、その内容・頻度・記録を一括管理できるため、店舗ごとの差をなくし、衛生状態を安定的に維持できます。
さらに、スタッフが清掃業務に追われることなく、本来の接客や調理に専念できるのも大きなメリットです。
店舗全体の衛生を“プロとともに守る”ことで、効率的で安心できる店舗運営を実現しましょう。
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