チェーン店の管理者の皆様、
厨房の衛生管理およびグリストラップ清掃にお悩みではありませんか?
この記事では、定期的なグリストラップ清掃の重要性、
その管理を委託するメリット、業者選定のポイントをご紹介。

1. はじめに|チェーン店の厨房衛生管理の課題とは?

飲食店・レストラン・ホテル・コンビニなど、全国展開する店舗において、
厨房の衛生管理は常に懸念事項の1つと言えるでしょう。
食材の適切な管理や調理器具・設備の洗浄・消毒、従業員の手洗い・体調管理など、抑えておくべきポイントはいくつもあります。
安心安全な食の提供のためにも、各社が一定の衛生基準を設け、
本部から店舗へ周知し、その遵守に徹底して取り組んでいることと思います。

一方で、一貫した清掃および衛生管理に困難が伴うのが、グリストラップ清掃です。チェーン展開する店舗において、
自社スタッフで清掃する場合も然り、外部業者に委託する場合もまた然り。
清掃品質やスケジュールの統一に難しさを感じている担当者様も少なくないのではないでしょうか。
「全店のグリストラップ清掃をどのように管理していくか」は、厨房衛生管理における永遠の課題とも言えます。

2. グリストラップ清掃を怠った場合の3つのリスク

調理や洗い物などで発生する油脂や食品残渣を収集し、排水に流出してしまうのを防ぐグリストラップ。
定期的な清掃を怠ったり、十分な清掃が行き届いていかかったりすると、衛生上のトラブルが起こる元凶となってしまいます。
チェーン店の管理担当者様は、今一度、そのリスクを正確かつ詳細に把握しておく必要があるでしょう。

【リスク1】排水の詰まり

グリストラップ汚泥

定期的かつ十分なグリストラップ清掃が行われない場合、溜まった油脂や食品残渣が物理的に排水口を詰まらせる可能性があります。
また、時間の経過と共に油脂が固まり、排水管にこびりつき、放置するうちに、どんどん排水管が細くなり、
詰まりの原因となることもあります。
詰まりの度合いによっては、排水の逆流や周辺設備の故障につながることもあり、店舗営業に多大な影響を及ぼしかねません。

【リスク2】悪臭の発生

グリストラップ内の油脂や食品残渣を放置していると、それらがやがて腐敗し、悪臭が発生する恐れがあります。
厨房内に発生した悪臭は、店舗スタッフの健康被害や作業効率・モチベーションの低下を招く原因になりかねません。
さらに、万が一、客席や店外にまで悪臭が広がってしまった場合には、店舗の評判低下やお客様離れは避けられないと言えるでしょう。

【リスク3】害虫・病原菌の発生

油脂や食品残渣が堆積し、詰まりや悪臭が発生したグリストラップは、害虫の格好の住処・食事スペースとなります。
ゴキブリやコバエ、さらにはネズミなどが店内で闊歩する姿を、もしお客様に見つけられてしまったら、
その影響の度合いは想像するまでもないでしょう。
また、害虫の発生は、飲食店として最も避けたい病原菌が発生・繁殖する原因にもなりかねません。

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タカヤマ
【厨房・グリストラップ清掃】
全国一元管理
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3. 全店のグリストラップ清掃を管理委託する4つのメリット

厨房環境を清潔かつ快適に保ちながら、排水からの環境への影響を最低限に抑える上でも欠かせない厨房設備であるグリストラップ。
ただ、定期的な清掃を怠ることによって、さまざまな影響が起きてしまうことはお分かりいただけたでしょう。
この章では、チェーン店のグリストラップ清掃を専門業者に一元委託するメリットをご紹介します。

【メリット1】 清掃品質の均一化

異なる業者がそれぞれの店舗を担当する場合と比べて、統一された清掃基準や手順が適用されるため、品質のバラツキが少なくなります。
全店舗で均一な清掃品質が確保されることで、さらなる顧客満足やブランドイメージの向上が期待できます。

【メリット2】 コスト・手間の削減

複数の業者から一つの業者に契約をまとめることで、大幅なコストメリットが生まれることでしょう。
また、連絡・調整や請求の管理・手間の削減、担当者様の業務負担の軽減がもたらされ、より戦略的な業務に集中できるようになります。

【メリット3】スタッフの定着率向上

グリストラップ清掃を自社スタッフに任せていた場合、3Kの大きな負担を強いていたと言えるでしょう。
その負担がなくなること、業者清掃によりキレイかつ快適な厨房環境がもたらせることは、
スタッフのモチベーションアップや定着にもつながるはずです。

【メリット4】法律・コンプライアンスの遵守

産廃作業イメージ

グリストラップ清掃により収集した汚泥は、一般廃棄物ではなく、産業廃棄物として適正に処理することが法律で定められています。
万が一、スタッフ判断で「一般ゴミとして出す」「不法投棄する」「無許可業者に処理させる」等の対応が取られていた場合、
法的処罰はもちろん、店舗およびブランド全体の評判や名誉を毀損することにもなりかねません。

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4. 優れた業者の特長・選び方の6つのポイント

いざ、グリストラップ清掃を専門業者に依頼しようという際に、
担当者の皆様の頭を悩ませるのは「何を基準に選べばよいのか?」ということではないでしょうか。
グリストラップ清掃の専門業者であり、創業60年超・多数の実績を誇る株式会社タカヤマが、
建前ではなく、お客様目線の“本音”でアドバイスいたします。

【ポイント1】歴史・実績があるか、否か

検討中の業者が、長い歴史および多数の実績があるか否かは“信頼性”の担保という面で非常に重要です。
豊富な経験を持つ業者は、専門知識や技術の熟練度が高く、より高品質なサービス提供を期待できるでしょう。

【ポイント2】実働部隊を持っているか、否か

営業・集客は自社で行うものの、実清掃は協力清掃業者に丸投げという企業も少なくありません。お客様の実情や現場を知らない企業と、
営業+清掃実働の双方を兼ねる企業、どちらのサービスが良いかどうかは語るまでもありません。

【ポイント3】産業廃棄物処理業の許可を持っているか、否か

グリストラップで収集する油脂や食品残渣は産業廃棄物であるため、排出事業者が適正に処理することが法律で定められています。
依頼業者が「産業廃棄物処理業」の許可を持っていること=清掃で出たゴミをきちんと回収・運搬し処理してくれるかどうかは、
しっかりと確認を行う必要があります。
さらに、法令およびコンプライアンス遵守の面からも「優良産業廃棄物処理業者」であるか否かも、あわせて確認したいポイントです。

【ポイント4】工場視察(現地確認)に対応しているか、否か

自社の産業廃棄物処理を委託する際に、
委託先の中間処理業者で適切な処理が行われているかを確認する「工場視察(現地確認)の必要があることご存知でしょうか?
既に「努力義務」から「義務」へと移行している都道府県・市区町村も増え始めていることからも、
「視察したい」の声にきちんと応えてくれる業者であるかどうかも重要な判断材料となり得るでしょう。

【ポイント5】清掃前に事前調査をしてくれるか、否か

バキュームカーで作業を行うグリストラップ清掃は、店舗営業に多少の影響を及ぼしかねないため、事前の調査が欠かせません。
調査でグリストラップの大きさや排水管の経路、排水詰まりの有無・状況などを丁寧に確認することが、
結果的に当日のスピーディーで高品質な清掃につながります。

【ポイント6】修理・修繕にも対応しているか、否か

グリストラップを長年使用していると、槽内の設備や部品、蓋等に破損や損傷が起きてしまうことがあります。
事前調査では見つからず、清掃中に見つかることも多々あるため、
修理や修繕にも対応できる業者であれば、スムーズかつ適切な対応が期待できます。

5.おわりに|チェーン店の管理者必見!
グリストラップ一元管理・委託の効果を最大限に享受しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
チェーン店の店舗運営における定期的なグリストラップ清掃および一元管理の大切さをより深く実感いただけたのではないでしょうか。
一元管理を通して、全店舗の清掃品質を均一化や業務効率化を図ることは、
売上・集客強化などの副次的なメリットをもたらしてくれることと思います。
タカヤマでは、皆様からのご相談をお待ちしています。
当社サービスについて、もっと詳細に知りたいという方はホワイトペーパーをダウンロードの上、
前向きにご検討いただけますと幸いです。

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