オデイ通信vol039　メンテ&エンジニアリングはじめました！

コロナ禍で電子化が進んでいますが、マニフェスト伝票にも電子マニフェストというものがあります。一般的な電子マニフェストの運用は以下の流れに則り行います。

【マニフェスト情報登録】
排出事業者は、産業廃棄物を引き渡してから3日以内にマニフェスト情報の登録を行います。委託した廃棄物の種類、数量、収集運搬業者・処分業者の名称、処分事業場名等、必要な情報を入力し、情報処理センターへ送信します。登録したマニフェスト情報はそのまま、収集運搬業者・処分業者も確認することができます。

※マニフェスト情報の新規登録は、廃棄物を引き渡した当日以降（3日以内）でないとできません。すなわち、引き渡し日が未来であるマニフェスト情報の新規登録はできないということです。ただし、未来の引き渡しについては、「予約登録」という方法で仮の情報を入力することができます。予約登録は、廃棄物の引き渡し後に本登録へ切り替えることができます。排出事業者は事前に予約登録をしておくことで、より正確なマニフェストの運用ができます。

【運搬終了報告】
収集運搬業者は、登録されたマニフェスト情報に対して、運搬が終了した日から3日以内に運搬終了報告を行います。情報処理センターは、排出事業者に対し運搬が終了したことを通知します。

【中間処理終了報告】
中間処分業者は、中間処分が終了した日から3日以内に中間処理終了報告を行います。この時も、情報処理センターは排出事業者へ通知を行います。

【最終処分終了報告】
二次マニフェストを運用する場合、最終処分業者は最終処分終了後、中間処分業者へ最終処分終了の報告をします。紙マニフェストによる運用であれば二次E票をもって行いますが、電子マニフェストによる運用の場合は、最終処分が終了した日から3日以内に、最終処分が終了したことを報告します。その際、情報処理センターは、中間処分業者へ最終処分終了報告が行われたことを通知します。

中間処分業者は、最終処分業者からの最終処分終了報告を受けた日から3日以内に最終処分終了報告を行います。情報処理センターが排出事業者へ最終処分終了の通知を行い、電子マニフェストの運用が完了します。

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