食品スーパー様にて警報ランプが発報したため、ポンプ槽の清掃を行いました。清掃後正常に作動し、再発防止策として定期的にポンプ槽清掃を実施している事例です。
埼玉県内の食品スーパー様の店内から突如警報ランプが鳴り響いたと報告が入り、緊急出動しました。
清掃・原因調査の結果、ポンプ槽に汚泥が詰まり、放置すると営業ができなくなる可能性もありました。
1)緊急出動
食品スーパー様の下水放流の手前のポンプ槽から警報が鳴ると報告を受け、急いで向かいました。
状況をヒアリングしたところ、第1ポンプから警報ランプが発報したとのことでした。
2)ポンプ槽清掃
まず作業スタッフの酸欠防止のため送風機や機械による測定をします。
確認後、高圧洗浄機で槽内の壁や床を清掃し、槽内にこびりついた汚泥を除去します。
底部にはポンプが見えなくなるほどの汚泥がたまっていたので、吸引しポンプ・フロートもきれいに洗浄しました。
正常に動作するかをチェックして作業終了しました。
3)原因調査
警報ランプの発報の原因は、溜まった汚泥に含まれる大量の油分(スカム)が厨房施設の清掃の時に水を多量に使うことによって第1ポンプにスカムが張り付き、ポンプが作動せず発報することが判明しました。
4)防止対策
今回の事例では、ポンプ槽の構造上汚泥が詰まりやすく、この状態を放置すると、ポンプが焼け付き使えなくなる可能性がありました。
また、ポンプ交換をすると相当な費用が発生するため、そこで、防止対策として弊社が定期的にポンプ清掃をすることになりました。